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​エジプト、ガザ住民のエジプト退避拒否。

エジプトのシシ大統領は18日、首都カイロでイスラエル訪問を終えたドイツのショルツ首相と会談。

イスラエル軍空爆が続くパレスチナ自治区ガザからエジプト側への住民の退避を拒否する考えを示した。



ショルツ首相は会見で、ガザの病院への爆撃について「徹底的な調査が重要だ」とするとともに、

「人道的アクセスを一刻も早く確保するために協力している。ガザの人々を放っておくことはない」と支援を訴えた。

一方、シシ大統領は、ガザ住民がエジプトへ退避することについては、

パレスチナ国家樹立が不可能になるということを意味する」と拒否した。



そのうえで「イスラエル南部のネゲブ砂漠に住民を移すこともできる」との見解も示した。

バイデン大統領は18日、エジプトのシシ大統領と電話会談し、人道危機に陥っているパレスチナ自治区ガザに通じるラファ検問所を開通させることで合意したと明らかにした。