イスラエルのネタニヤフ首相は30日夜、テルアヴィヴで記者会見し、停戦は考えていないと表明。
ネタニヤフは、「アメリカが真珠湾攻撃や9・11のテロ攻撃の後に停戦に同意しなかったように、
イスラエルも10月7日の恐ろしい攻撃の後にハマスとの敵対行為の停止に同意することはない」と言及。
「停戦を求めることは、イスラエルにハマスやテロリストへの降伏を求めることだ」と強調。
また、「聖書には、平和の時があり、戦争の時があると書かれている」、「今は戦争の時だ」と主張。
「私たちに共通する未来のための戦争だ。私たちは今日、文明の力と野蛮の力の間に線を引くのだ」力説。
ネタニヤフはさらに、今回の戦争はイスラエルが始めたわけではないが、勝利すると宣言。
ハマスについて、イランが形成している「悪の枢軸」の一員だと述べた。
ガザ地区では住民らの危機的な状況がいっそう悪化している。
国連パレスチナ難民救済事業機関(UNRWA)のフィリップ・ラッザリーニ事務局長は30日、
国連安全保障理事会の緊急会合で、わずか3週間で子ども3200人が殺されたと報告。
これは2019年以降に世界の紛争地帯で1年に殺される子どもの合計を上回る人数だとし、巻き添えと呼べるものではないと強調。
また、UNRWAのスタッフの死者も64人に上っていると説明。そのうち1人はつい2時間前に、妻と8人の子どもたちとともに死亡したと述べた。
ガザ地区では「耐え難い」悲劇が広がっており、安全な場所はないと訴えた。
‘@悲惨、悲しすぎる、惨すぎる。
ネタニヤフはガザを壊滅状態にするつもりだ。
米国への憎しみも増していくだろう。