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​ハマス攻撃、イスラエル1年以上前把握。

イスラエルの有力紙ハアレツ(26日付)は、複数のイスラエル軍高官の話として、

軍の情報機関が1年以上前からハマスによる越境攻撃を巡る詳細な情報を把握していたと報じた。

情報は、国内の問題を管轄する情報機関シンベット(安全保障局)と共有され、政権中枢にも伝えられたが、適切な対応は取られなかったという。

ハアレツによると、情報は、軍情報調査部の准将による報告や、ガザ境界に駐留する偵察兵からの警告などで構成される。



准将は、イスラエル国内で今年初めから続く「司法制度改革」を巡る混乱に乗じ、ハマスが攻撃を仕掛けると警告していた。

軍情報部が今年初め、ハマスが地下トンネルを使って越境しガザ境界近くにあるキブツ(農業共同体)に侵入する計画についての情報を得ていた。

偵察兵は、攻撃の数か月前にハマスが攻撃準備を完了したとの報告書を3回にわたり書いた。

報告書に関し、軍やシンベットの幹部は10月7日のハマスによる奇襲攻撃の前日に協議したが部隊増強を見送った。

ネタニヤフ首相の側近らは、ハマスの攻撃を防げなかったとして軍や情報機関を非難。

軍高官からの証言が相次ぐ背景には、軍や情報機関への責任転嫁を図る政権中枢への不満があるとみられる。

‘@もしかしたらネタニヤフはハマス攻撃の機会を待ち構えていたのかも知れない。

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