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​対日領土論争「終わった」ロシア外相。

ロシアのラブロフ外相は18日の政府系テレビ「第1チャンネル」のインタビューで、

ロシアにとって日本も含めた他国との「すべての領土を巡る論争は終わった」と述べた。

ラブロフ氏は、ウクライナ侵攻で対立するNATO加盟国とロシアの間に領土問題はないとしたプーチンの最近の発言を引き合いに、

NATO側とは、いかなる領土の争いもない。一般的に、われわれには既に日本も含めたどの国とも領土論争は存在しない」と明言。

日ロ関係最大の懸案である北方領土問題をこれ以上交渉する考えがないとの姿勢を示した。



ロシアはウクライナですでに「併合」した4州以外にも占領地を広げる新計画を
ニューズウィーク日本版 / 2023年12月18日 15時24分

最近になってプーチンは新たな「拡張主義」的な発言に転じ、ロシア軍が2024〜2026年に向けた戦争長期化の準備を進めている、と米ISWが分析。

アメリカのシンクタンク、戦争研究所(ISW)は15日、この計画はロシアの戦争長期化に備えたこれまでの動きと一致するとの分析を示した。

同紙が情報筋の話として伝えたところでは、ロシアは24年末までにドネツク州とルガンスク州の全域の占領と、ハルキウ州のオスキル川まで前進することを計画しているという。

「このたび報道されたロシアの2026年までの計画は、ロシアが長期的な戦争に向けた準備を続けていることと軌を一にする」

「ロシア軍司令部は戦略備蓄を形成するため、(軍の)長期的な再編と拡大を続けている。

またロシアは、長期的な戦争を維持するために徐々に防衛産業基盤の動員を進めてきた」と指摘。



ドイツのビルト紙は先に、ロシアが「(違法に)併合した4州以外のウクライナの領土を2024〜26年の間に占領する」計画を立てていると報じた。

ビルトによればロシアの計画の次の段階は、2025〜2026年にザポリ-ジャとドニプロ、ハルキウの各州の大部分を占領することだという。