新型コロナ期を経て、ますます導入が進んだセルフレジ。
お店の人を介さず、自分で商品をスキャンしてお会計する仕組み。
失敗なのではという声が聞こえてきた。
セルフレジ(ロボットレジ)失敗説が膨らんでいる欧米。
BBCの報道によれば、従来のレジに戻した店舗も増えており、
消費者にとっても店舗にとってもセルフレジはカオスであるという認識がアナリストや業界関係者の間で主流になりつつあるという。
2023年、アメリカで広い層に人気の小売店ターゲットは、セルフレジの利用に、購入アイテムが10点以下の場合という制限を設けた。
ウォルマートは、一部店舗でセルフレジを廃止。イギリスのスーパーBoothsは、セルフレジを完全廃止した。
セルフレジの最大の問題点は、万引き。人がいないレジでモノを盗むのはとても簡単。
悪意ある人なら、盗まない方が難しいほど。有人レジよりも無人レジの方が21倍も品物を盗む傾向にあるのだとか。
さらに、意図しない万引きが発生してしまうのも問題。
つまり盗むつもりがなかったのに、結果的にお金を払っていない商品がまぎれ混んでしまったパターン。
セルフレジのシステムが複雑で、うっかり未払いアイテムが発生しているのです。
ある調査では、消費者の5人に1人が、この意図しないうっかり万引きを経験しているという。
ちなみに、同調査でセルフレジにて意図した悪意ある万引きをしたことがあるのは7人に1人。
一方で、米Gizmodoの記事には300を超えるコメントがついており、「セルフレジさいこー!」という人も少なくない。
スピーディで簡単で不要な会話しなくてすむのに、最近減ってきて困っているという声も。
セルフレジそのものではなく、レジエリアに人を十分に配置していない店舗側のスタッフ配置システムこそ問題だと指摘する人もいる。
もちろん、今すぐセルフレジがなくなるわけではないが、セルフレジのみ・セルフレジが主な店舗は今後少なくなると見られている。
‘@日本でもそういった声はあるのだろうか。
無人の店舗は被害があるようなのでいずれそうなるのかも知れない。
わたしはセルフの方が店員から「何とかカードはありませんか」などとしつこく声をかけられないので好きだ。
無人店舗は性善説に頼り過ぎている感がある。