菅義偉官房長官は24日午前の会見で、布製マスクの家庭への配布予算について、
より安く早い調達を目指した結果、マスク調達積算額より少ない、
90億円に収まる予定だと述べた。
「現在は予算の半分の233億円について予備費での執行を進めているところだ」
と説明。
残りの金額はマスク配布には使用しないという。
政府の緊急経済対策で、マスク事業費に充てられる予算額466億円で、
菅長官は1枚200円程度と説明してきた。
‘@そんな事ある分けがない。
一度出した予算の半分で収まる、収める。
そんな話聞いたことがない。
よほど、のっぴきならぬ事情が噴出したのだ。
配布する布マスクに汚れなどが相次いで見つかり、配布停止となっている。
厚生労働省は受注企業について、興和、伊藤忠商事、マツオカの3社プラス1社」
と説明。
しかし、残る1社については公表していない。
残る1社についても公表する義務があるが、厚労省の担当者はかたくなに拒ぶ。
契約額はそれぞれ約54・8億円、約28・5億円、約7・6億円で計約90・9億円。
菅長官は90億円に収まると述べているが、後の1社はまたシュレッダーにかけられるのか。
疑念は広がるばかり。
受け取り拒否はできない、最初から最後まで疑念のマスク「アベノマスク」は、
いつ届くのか。
アベノマスク、不要なら寄付を。
政府から配布される布マスクを「必要としない」「使わない」という人に、
ホームレス支援団体がマスクの寄付を呼び掛けている。
住所のない人にはマスクは届かない。
支援団体は「寄贈は『あなたのことを忘れていないよ』というメッセージでもある」
と協力を求めている。
東京・池袋で活動するNPO法人「TENOHASI(てのはし)」の、
清野賢司事務局長は、
「感染拡大防止には、マスクを行き渡らせるのが大切」と。
「TENOHAS」I
https://tenohasi.org/
‘@私もどこかに寄付します。