2020.01.21
安倍総理「持続的な感染は起きていない」
感染症対策に関する関係閣僚会議を開催。
「今般の中国武漢市における、新型コロナウイルスに関連した感染症については、
我が国でも、先週、武漢市に滞在歴のある方について、初めての感染が確認されました。
現時点で、持続的なヒトからヒトへの感染が、確認されている状況にはありませんが、
中国では引き続き患者数が増加しており、一層の警戒が必要となります。」
‘@何を寝ぼけたことを言っているのだ。
もうすでに、持続的な人から人への感染は起きている。
関係した看護師も十数人感染している。
開いた口が塞がらない。
全くもって危機管理能力がない。
パンデミックの恐ろしさを理解していない。
それはマスコミも同じ。
町医者にコロナウイルスの判断はできない。
2020.01.23
中国の武漢市政府は23日、市内を中心に広がる新型コロナウイルスによる、
肺炎の感染拡大を抑えるため、
市内全域の公共交通機関全ての運行を停止する措置を開始した。
住民に「特殊な事情がなければ武漢を離れてはならない」
と呼びかけている。
武漢市は人口約1100万人の都市。
24日から始まる春節の大型連休を前に、地域の経済活動などは深刻な影響を受ける。
中国の衛生当局は20日、14人の医療従事者全員が、1人の患者から感染したと発表した。
これは、大量のウイルスをまき散らして、
一度に多人数を感染させる「スーパー・スプレッダー」も視野に入る。
中国疾病予防コントロールセンターの高福主任が22日、北京での記者会見で述べた。
現時点では「スーパースプレッダー」が存在する証拠はないが、
理論的にはそのような感染者が存在する可能性はあると、北京での記者会見で述べた。
中国が可能性があるということは、認めたのと同じこと。
SARSで見られた状況に類似するかもしれない。
だとすれば、深刻な感染拡大になりうる。
スーパー・スプレッダーが1人いる場所には、ほかにもいることになる。
日本国内の心配もさることながら、
中国全土で蔓延したら、あらゆるものが閉鎖となり、物資が大幅に不足することになる。
そうなれば、中国国内はもとより、日米にも多大な影響を与えることになる。
そうなれば、むしろ、そちらの方が深刻かもしれない。
2020.01.27
安倍総理は26日、私の進言を受けて、新型コロナウイルスによる肺炎が発生した、
武漢市に滞在する邦人について、「中国政府との調整が整い次第、
チャーター機などあらゆる手段を追求して、希望者全員を帰国させる」と言及。
安倍総理は、「中国政府と、さまざまなレベルで調整を進めているが、
速やかに帰国を実現させたい」と説明。
私の進言というよりも、25日、米政府が武漢在住の米国民や、
米外交官を退避させるため、チャーター便を準備していると伝えた、ことによるものだろう。
安倍総理自身このような英断即断はできない。
しかし、この行為は日本国内を、更なる危機に晒す危険を内包している。
中国は27日から海外への団体旅行を一時停止。
いずれにしろ初期の対応が重要だった。
拡散してから対応しても遅い。
新型コロナウイルスでの死者は今現在80人に。
2020.01.29
WHO、新型コロナウイルス「高い」に修正。
世界保健機関(WHO)は27日、中国の新型コロナウイルスが,世界に及ぼすリスクを,
「中程度」と評価したことは,誤りだったと認め、「高い」に修正した。
ただ、今回の評価修正は,「国際的な公衆衛生上の緊急事態」の宣言とは異なるとしている。
‘@日本でも人から人への感染を確認。
なぜか、みんな、軽く見ている。
先日も記したが、熱がなくても感染していることは、感染が広がることを意味している。
初期の段階で、中国が感染数を隠ぺいしていた時に、
すでに数か国に感染者がいたことを注視すべきだった。
人数ではない、感染している事実。
その後の中国の慌てよう。その慌てように、重大なことが起きていることを、認識すべきだ。
重く受け止めなくてはいけない。
感染者数、死亡者数が雪だるま式に日々増加している。
日本の専門家とされる人たちは危機感が薄すぎる。
経験がなく、真実が分からないからだ。
「正確に恐れる」と、マスコミはお題目のように垂れ流すが、
その「正確」が分かっていないのだ。
専門家も分かっていない。
分からない時には、恐れなくてはいけない。
それが危機管理だ。
北朝鮮当局は22日までに、中国からの観光客の受け入れを全面停止した。
北朝鮮が正解だ。