国会の審議中に、議員が娯楽小説を読んだり、
スマートフォンで趣味のウェブサイトを閲覧するなどの行為が横行。
国民の関心の高かった5、6月の本会議や各委員会で調査したところ、
こうした行為を少なくとも10件確認した。
国会は規則で議事と無関係な書籍などを読む行為を禁じている。
毎日新聞は、黒川弘務・東京高検検事長(当時)の定年延長問題で注目された、
5月13日の検察庁法改正案の審議中に、平井卓也・前科学技術担当相(自民)が、
タブレットでワニの動画を約5分閲覧している様子や、
大西宏幸議員(同)が戦記小説を堂々と読んでいる様子を確認して報道した。
このほか、自民党の衆参議員7人と立憲民主党の衆院議員1人の計8人が、
議事とは明らかに無関係な小説やスマホ画面などを閲覧していたことが判明。
野田聖子・元総務相(自民)は話題のノンフィクション「女帝 小池百合子」を、
義家弘介副法相(同)はスパイミステリー小説を熟読。
スマホを触って健康商品(セサミン)のモニターに応募する議員の姿も。
‘@こんな議員たちに税金が使われていると思うと、情けないと共に怒りを覚える。