新型コロナウイルスの感染者が全国で増加していることを受け、
立憲民主党の枝野代表は24日、安倍総理による記者会見での説明を求めた。
枝野代表はコロナ感染者の増加を受け「大変な数になっていることを憂慮している。
この状況でも緊急事態宣言を出さないことについて医療体制の状況が違うなど、
定性的な説明はうかがっているが、具体的問題としてさらに感染者・重症者が増えた場合、医療は大丈夫なのか」と疑問を呈した。
また、「実際にPCR検査が受けられない、その程度なら我慢して待ってください、
というような声が各地から聞こえるようになっている」と現状を訴え、
「こうした状況が例外だと言うのならもっと具体的に説明する必要がある。
政府や東京都や大阪府の担当責任者は、『数字に注意してください』とだけ言うのではなく、
これだけの感染者数でも大丈夫だというなら、
もっと具体的な説得力ある説明をしなければいけないのに、その責任から完全に逃げている。
まず総理が出てきて記者会見をして、どういう状況なのか説明していただくのが必要」
と、具体的な説明を求めた。
枝野氏はさらに、この状況下でのGoToトラベルについては立ち止まるべきだとして、
かわりに観光関連業者への直接支援を行う方が効果的だと持論を述べた。
また、国民民主党との合流協議については、
「交渉当事者でない人が外でいろいろなことを言うとまとまるものもまとまらなくなる」
と不快感を示した。
‘＠政治判断というのは、定性的な場合もある。
ウイルス感染はこの先どうなるか分からない。
専門家の間でも意見が分かれる。
数字を待っていたら対応は遅れる。
その判断を先にするのが政治。
その判断が遅れたから今も日本では感染者は増加の一途。
その判断を誤ったから「アベノマスク」が「アベノミスク」になった。
その判断が間違っていたら責任を取る。
「責任は私にある」と言うだけではなく、とるのが責任。
今回、安倍総理は「大丈夫」と判断したのだ。
だから、「Go To トラベル」を推進した。
大阪の吉村知事は二枚舌を進行形で使用する。
ごーつおにも異議を唱えながらも推し進める。
そういった意味では東京都の小池知事は一貫して自粛を要請している。
枝野代表は野党第一党の役割を果たしていないことを猛省すべきだ。
期を失すれば過去の人となる。
芸能人と同じだ。
末節に拘らず大局観をもって当たらないと野党はまとまらない。
だから自民党は「やりたい放題」でやり過ごしている。
『私欲を捨て街に出よ、民の声となれ』
