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北朝鮮外務省「拉致問題は完全に解決」

北朝鮮外務省は29日付で「拉致問題は完全無欠に解決した」

とする記事をホームページに掲載。

 

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記事では、菅義偉首相が表明している安倍前政権の政策の継承が,

「我々に手を出すものであれば見過ごせない」と指摘。

安倍前政権は北朝鮮に最も敵対的な政策を行ったとし,

拉致問題を始終、政治的な人気を高めるのに悪用した」と批判。

菅政権が安倍前政権の「敵対政策」を継承するなら看過できないと主張。

菅総理は「条件を付けずに金委員長と会う用意がある」と表明している。

記事は「日本研究所研究員」の個人名で出されており、

高い位から出されたものではないようで、菅政権の動きを牽制しているようだ。

 

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菅総理と就任後初めて面会した拉致被害者の家族は、

29日午後、東京都内で記者会見を開いた。

拉致被害者の家族会代表で田口八重子さんの兄の飯塚繁雄さん(82)は、

「これまで長い時間、北朝鮮との間で押したり引いたりの場面は見てきましたが、

具体的に拉致問題が動いている姿は見ることができていません。

北朝鮮の動きを待っているのではなく、こちらからどんどん提案して、

動きが見えるような形を作ってほしい」と求めた。

横田めぐみさんの母親の横田早紀江さんは、「本当に苦しい毎日が続いている。

みんなが日本の土を踏めるように主人も最後まで頑張ったが、会うことはできず、

天からそれを望んでいると思う」と述べた。