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菅総理「北方領土問題終止符」

菅総理大臣は、29日夜、就任後初めてロシアのプーチン大統領と電話会談。

日本側からの申し出で、29日午後7時すぎからおよそ20分間行われた。

菅総理は「北方領土問題を次の世代に先送りすることなく、終止符を打たなければならず、

プーチン大統領とともにしっかりと取り組みたい」と述べた。

これに対しプーチン大統領は、「安倍前総理大臣との関係を高く評価しており、

菅総理大臣との間でも、2国間および国際的な課題に関して建設的に連携する用意がある。

平和条約締結問題も含め、2国間のあらゆる問題に関する対話を継続していく意向だ」と応じ、

北方領土についての直接的な言及は避けた。

また、プーチン大統領は「対話を継続」と、とりあえずは対話しかないとことを強調。

ロシア大統領府は、電話会談のなかでプーチン大統領菅総理大臣は、

これまで政治や貿易、経済、文化など、両国の対話と協力関係が発展してきたとしたうえで、

新型コロナのワクチン開発など医療分野での今後の協力の見通しについて協議したとしている。

 

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ロシア側の発表では、北方領土問題を含む平和条約交渉については触れられておらず、

ロシアとしては経済や医療分野での関係だけを重視しているとみられる。

ロシアは、この電話会談を前に、ロシア軍が北方領土択捉島国後島の演習場などで、

軍事演習を始めたと発表しており、領土問題は無いとの見解をあんに示した。

安倍総理は「私の代で」菅総理は「終止符を打つ」

どちらも、できないことに大見えを切る性格のようだ。

もしかしたら菅総理の終止符とは、もう問題化しないということか。