トヨタ自動車グループのトヨタ自動車東日本(本社・宮城県)は24日、
東北地方の工場に異動するとしていた従業員約1100人のうち約400人が退職した。
約200人は東北に既に異動し、約500人が東富士に残っているという。
まだ退職者は増えそうだ。
東富士工場の閉鎖に合わせ、シートなどを生産する、
雇用の大きな受け皿がなくなり、裾野市や近隣自治体では人口減などの影響も懸念される。
市はトヨタが東富士工場の跡地に展開する先端技術の実証都市「ウーブン・シティ」に望みを懸け、全面的に協力する姿勢だ。