特捜部、安倍前総理の任意聴取も要請。

東京地検特捜部は安倍前総理の任意聴取も要請。

臨時国会が閉会し、聴取は今週にも行われる公算が大きい。

野党側は安倍前総理の国会招致を強く求めている。

自民党の森山国対委員長は突っぱねてきたが、

８日、安倍前総理への対応について「いろいろ党内で協議しないといけない」と述べた。

背景には菅内閣の支持率急落がある。

新型コロナ感染者拡大、受賞者死亡者は最高更新の一途。

自民党衆院議員の吉川貴盛・元農林水産相（70）の収賄疑惑。

さらに、西川公也元農林水産大臣にも同様の疑惑が浮上。

桜疑惑が長引けば、さらに支持率を落としかねない。

安倍前総理は当局の聴取にも「秘書が勝手にやった」で通すのだろう。

ここにきて、佐々木善三弁護士に協力を依頼したとの情報もある。

佐々木弁護士は、猪瀬元都知事の現金５０００万円受領や、

小渕優子元経済産業相の政治資金問題で第三者委員となり、

ワインを配り、ハードディスクでドリルに穴をあけたにもかかわらず、

「小渕氏の関与なし」との結論をまとめた凄腕ヤメケン弁護士だ。

政権とのかかわりも深く、それが本当なら、安倍総理も危機感をもっているということだ。