‘@政府はやっと「GoTo トラベル」を停止した。
「GoTo トラベル」よりも、国民の砦、医療を充実させなくてどうするのか。
医療従事者を不安に陥れて何を守るのか。
それでなくても疲弊している医療従事者に、診療以外での不安は拭い去り、
応援しなければいけない。
新型コロナの感染がことし春に拡大した際、
医療機関で感染を防ぐために必要なマスクやガウン、消毒用アルコールなど、
防護具の不足が問題となったが、現在でも、医療用の使い捨て手袋は不足していた。
東京医療保健大学大学院の菅原えりさ教授が、
全国の医療機関で感染対策にあたる看護師を対象に調査したところ、
不足しているか不足しつつあるという回答がおよそ60%となり、
医療現場からは不安の声が上がっている。
「不足している」が12.6%、「不足しつつある」が44.8%と、合わせて60%近くに上り、
確保が課題になっていることが判明した。
調査では、価格が2倍以上になり、入手が困難になっているとか、
医療用ではない別の素材の手袋を使わざるをえないといった声が寄せらた。
菅原教授は「手袋不足は院内感染にもつながる問題で、戦う武器がなくなると言っても過言ではない。
まずは医療従事者の必要分を確保することが大切で、
医療以外で使われている手袋は一度見直してもらいたい」と進言。