政府の新型コロナ感染症対策分科会は5日、「埼玉、千葉、東京、神奈川の首都圏で、
既にステージ4(爆発的感染拡大)に相当する対策が必要な段階に達している」として、
行政機関や大企業での極力7割のテレワーク実施や、イベント開催要件の強化などを求める緊急提言を発表。
尾身茂会長は記者会見で、首都圏を中心に感染拡大が続いており、
「緊急事態宣言を発出すべき時期が来ている」と述べた。
また「緊急事態宣言で感染が下火になる保証はない。必要ならさらに強い対策もあり得る」と強調。
「1カ月未満では至難の業」とし、さらに時間がかかるとの見方を他人事のように示した。
飲食の場の感染対策だけでは「今回の感染を沈静化することはできない」とも述べた。
‘@感染爆発になる前に対策をしなければならない。
尾身会長は「緊急事態宣言を発出すべき時期」と断言。
小池知事が押して発出されるが、政府は及び腰だった。
この差はどこからくるのか。
小池知事と政府の隔たり。
尾身会長と菅総理の隔たり。
尾身会長の人ごとのような発言。
尾身会長の発言は、今回の緊急事態宣言後も感染が収まらない時の言い訳に聞こえる。
「1カ月未満では至難の業」と、私は言いましたよ。
「緊急事態宣言で感染が下火になる保証はない」と、私は言いましたよ。
「飲食の場の感染対策だけでは感染を沈静化することはできない」と、私は言いましたよ。
だったら、尾身会長は『今何をするべきなのか』提言すべきだ。
自身の役割を理解していないのか。
緊急事態宣言より強い対策とは何なのか?
いずれにしろ、ことが起きてから対応するのでは遅い。
とくに、感染症対策には、早め早めの対応が求められる。
分科会がダメのか、菅総理がダメなのか。
飲食店が悪者にされているが、10月以降、多額の予算をつぎ込んで、
「Go To EAT 」 を推進してきたのはどこのだれだ。
人の流れを止めなければいけないと言いながら、「Go To トラベル 」を推進してきた。
支離滅裂だ。
あげく、政府は、看護系大学、大学院生や教員の医療現場への派遣を要望した。
それなのに、最悪の危機感が持てない。
分科会と政府自体が崩壊している。