日の丸を背負い、カメラ目線で訴える西村大臣。
1月11日午後11時前、ツイッター動画で国民に呼びかけた
1月12日は緊急事態宣言が出されたあとの3連休の最終日ですが、人出は減っておりません。
特に昼間の人出が減っていないんです。不要不急の外出はぜひとも控えてください。
昼間でも感染リスクは変わりません。夜だけでなく昼の外出も控えてください」
‘@連日、飲食店が感染拡大の根源だとし、飲食店の時短要請を強調。
午後8時の閉店でアルコールの提供は7時までにと訴える。
当然多くの国民は、午後8時までだからと昼間へシフトする。
緊急事態宣言を出しても昼間の人出が減っていないことに政府は危機感を持ち、
上記の西村大臣の呼びかけとなった。
西村大臣は「誤解があるが、昼間も自粛を」と述べた。
昼も夜も控えろということは、早い話が飲食店などは休んでくれと言っているのと同じ。
だとしたら、ハッキリそう言うべきだ。そして、支援する。
そうでなければヘビの生殺し状態。
正直に正確な情報を国民に出すべきだ。
そうでなければ、国民は不安で疑心暗鬼になるか、政府の言うことを聞かなくなる。
政府がことさら午後8時までを強調すると、昼間は良いと思うのは当たり前の話。
矛盾したメッセージを出しているのは政府の方で、国民が誤解している分けでは無い。
だから、午後8時以降の人出は減っており、デリバリーは増えている。
自粛しろと言いながら「Go To トラベル」を強硬に推進する。
人の流れを止めなければと言いながら「Go To トラベル」を強硬に推進する。
会食を控えてと言いながら「Go To イート」を推進する。
国民は、旅行に行っていいんだ、会食していいんだと思うのは当たり前。
この期間が継続していて、いまさら控えてと訴えても効き目は薄い。
政府が動くこと、会食することを後押しして来たのだ。
政府の政策が矛盾だらけだから。
それをまた、「国民の誤解」と言われてはたまったものではない。
まずは政府が反省して、愚策を認め謝罪すべきだ。
そうでなければ、国民の怒りは指示には従わないという行動に出る。
蛇足だが、以前にも加藤議員の「国民の誤解」発言で騒動になったのを知っているはずなのに、
今回も「誤解」と述べたことは、西村大臣の『頭が弱い』のか、
それとも『お前らの誤解なんだよ!いいかげん理解しろよ!』と、
ハッキリ言いたかったのか。
どちらかだろう。