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ロシア、スエズ運河座礁、北極海航路を提案。

ロシアは25日、エジプトのスエズ運河で大型コンテナ船が座礁し、

航路がふさがれていることに対して、「代替ルート」として、北極海航路を提案した。

スエズ運河座礁で、世界の海上貿易の10%以上を占める航路が遮断された。

ロシア国営エネルギー企業ロスアトムは25日、スエズ運河航路の代替ルートとして、

北極海航路を検討すべきだと主張。

ロシアは、北極海航路の開発に多額の投資を行ってきた。

同航路を利用すれば、アジアまでの航海日数を従来のスエズ運河航路よりも短縮できる。




気候変動による氷の減少を受けて、ロシア政府は北極海航路を使って、

石油やガスの輸出を計画している。

こうした中、エジプトのシシ大統領は、座礁船に積まれている1万8300個のコンテナの、

一部荷降ろしを指示した。

ラビア長官は、少なくとも369隻が足止めされていると明らかにした。

また、航路遮断で影響を受けた船の荷主に割引を提供する可能性があるとした上で、

運河側に事故の責任がないことが調査によって明らかになるだろうと述べた。