セブン-イレブン東大阪南上小阪店の駐車場にオープンした、
セブン-イレブン東大阪南上小阪仮店舗。
元オーナーだった松本実敏さんは、2019年2月、深刻な人手不足を理由に時短営業に踏み切った。
セブン側は契約解除と違約金1700万円が発生すると警告。
これが大きく報道され、セブン側は契約解除を撤回し、松本さんは時短営業を勝ち取る。
ところがその後、セブン側は再び契約解除を求めてきた。
19年12月には、「7年7カ月で336件と、日本で一番クレームが多い」ことを理由に、
契約解除を通告、大晦日に契約は解除された。
これに対し松本氏は、20年2月、契約解除の無効などを求めて大阪地裁に提訴。
セブン側も建物の引き渡しなどを求めて提訴した。
松本氏は、裁判所から勧められた和解には応じず、徹底的に争うことにした。
そして、セブンが東大阪南上小阪店の駐車場に出店計画。
セブン側は「東大阪南上小阪店」の建っている土地の所有者と交渉し、
駐車場の敷地を分筆して仮店舗の建設予定地とし、土地を半分にして本日開店した。
松本氏は「本部はここまでやるんですよ」と憤る。
本部は仮店舗建設費用3600万円を松本氏に請求するとしている。
巨大な組織と、トコトン戦う時は命がけ。