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​菅総理「新型コロナ対策と選挙活動 両立できない」

『松茸や知らぬ木の葉のへばり付く』


総裁選に出馬しない意向を表明した菅総理は3日午後1時ごろ、記者団に応じた。

市場は菅総理退任を大歓迎。584円の大幅高。



「さきほど開かれた自民党役員会において、私自身、新型コロナ対策に専任したい、

そういう思いの中で、自民党総裁選挙には出馬しない、こうしたことを申し上げました。

私自身、出馬を予定する中で、このコロナ対策と選挙活動、こうしたことを考えたときに、

実際、莫大なエネルギーが必要でありました。

そういう中で、やはり両立はできない、どちらかに選択すべきである。

また、来週にでも改めて記者会見をしたいこのように思います」

と、言いたいことだけを言って、記者団の質問には答えず、その場を後にした。



‘@だとしたら、最初からそうすれば良い。

本当にそう思っていたら、出馬表明などしないだろう。

なぜ、膨大なエネルギーがいるのか。

力がない、信頼がないからだ。

議員選挙でも、力のある人は、地元にほとんど帰らずとも当選している。

力のない人は、地元にへばり付いても落選する。

新型コロナ対策に専任とはチャンチャラおかしい。

その対策がことごとく失敗しているから支持率が最低になっているのだ、

横浜市長選で、総理自ら候補者の、小此木八郎現職国家公安委員長を推すという、

異例のことをやってのけた。しかし、小此木氏は落選。

    

地元、自民党神奈川県連の土井隆典幹事長は2日、

「県連としては特に菅氏を頼むという運動をするつもりは一切ない」と表明。

菅総理が止めを刺された瞬間だ。

このままでは代議士の首も危ない。

菅総理は、総裁選には勝てないと踏んだのだ。

きれいごとの言い訳は、ウンザリだ。

指摘したように、総裁選で負けるより、潔く身を引いた方が、傷も浅く次につながる。

これからは、小泉進次郎議員らを、裏から後押ししていくのだろう。

小泉大臣が菅総理に「身をひた方がいい」と進言したと報道されているが、

そんな失礼なことを言うはずもない。

党内や世間の情勢の本音を聞かれ、率直に進言したのだ。

当然菅総理には耳の痛い話も多数出た。

菅総理には、官房長官の時に、総理にならない方が良いと進言したが、こんな形で終わり、残念だ。



そして、河野大臣も同じだ。

この、大事な時期に、ワクチン大臣を置いて、総裁選に出馬する。

一般の大臣と、総理大臣が違うのは承知だが、両立できないのなら、無責任だ。

結局、みんな、自分の身の振り方しか考えていない。

国民のことを考えていたら、国難ともされる新型コロナの感染が加速度的に拡大し、重症者は最高を記録、

死者も増加の一途、自宅で放置され、苦しみながら亡くなる人が後を絶たない中、

自分たちの都合だけで、右往左往するはずもない。

いまも、良き絶え絶えで、苦しみ、も掻いている人が、多数いる。

苦しみながら、亡くなっている人が多数いる。

恥を知らない政治屋たちの群れに、多矢報いる方法はないのか。