自民党神奈川県連の土井隆典幹事長は2日、総裁選に向けた会合後、
記者団の取材に応じ、衆院神奈川2区選出の菅総理について、
「何とか支えたい気持ちもあるが、目の前の衆院選を勝つにはどうするか考えないといけない。
総裁選が行われる中で党員の声をしっかりと受け止めたい。
県連としては特に、菅さんを頼むという応援をするつもりは一切ない」と述べた。
総裁選に党員・党友も参加することについて、土井幹事長は、
「これだけ内閣支持率が落ち込んでいる中で、開かれた自民党としてアピールするには、
総裁選に多くの方が立候補して、多くの党員が誰に入れるかという『フルスペック』を望んでいたので、
そういう形になってもらえればありがたい」と語った。
‘@8月28日に実施した、毎日新聞の世論調査で内閣支持率が26%と、数字の上では最低値を記録。
本来なら総理の座を辞する数字だ。逆に、コロナ禍が幸いしている。
とてもではないが、付いてはいけない、心中は御免ということだ。
何が菅総理をそうさせるのか。
安倍前総理の時の官房長官職が、あまりにも上手く行き過ぎて、その呪縛から逃れられないのだろう。
私がやって来たんだ。私ならうまく行く。私は間違っていない。周りが、国民が悪いのだ。
相当思い込みが強いようだ。
総裁選で、間違いなく勝てないと分かった時には身を引くだろう。
安倍前総理同様、名誉を汚さないために。