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​政府、尖閣諸島の標柱交換認「上陸不許可」

八重山尖閣諸島 魚釣島

沖縄県石垣市登野城尖閣二三九二番地」



尖閣諸島沖縄県)の住所地名(字名)を刻んだ標柱を、同県石垣市が製作し、

設置のため政府に上陸許可を申請していた問題で、政府が同市に、不許可とする決定を通知していた。

同市によると、通知は9月28日付で、

「総合的に勘案した結果、政府として上陸を認めないとの結論になった」と、

内容の無い決まり文句を示した。

標柱は尖閣諸島を行政区域とする同市が昨年、尖閣諸島の字名を、

石垣市登野城(とのしろ)」から「石垣市登野城尖閣」に変更したことを受けて製作され、

魚釣島など5島に設置するため今年9月3日付で総務省に上陸申請していた。



不許可の決定について同省では、「これまでも尖閣諸島の安定的な維持管理のため、

原則として政府関係者を除き尖閣諸島への上陸を認めない方針をとっている」と、意味不明の回答。

尖閣諸島の標柱設置は今回が初めてではなく、昭和44年に当時の市長が上陸して建てたものがある。

すでに劣化している上、変更前の字名が刻まれているため、

同市では「新しい標柱と交換するのは当然の行政措置」(担当者)と主張。

上陸許可の再申請を含め今後の対応を検討するとしている。



尖閣諸島に上陸経験のある同市の仲間均市議は、

「今回の決定は到底納得できない。新政権になっても方針を改めないなら、

市は独自に上陸することを検討すべきだ」と話した。

中山市長は、「度重なる領海侵入により大変厳しい状況が依然として続いている」

国民に広く正しく知ってもらうことが重要だと述べた。