すぎやま こういち(椙山 浩一)氏、9月30日、敗血症性ショックのため死去。90歳。
21年からの民主党政権に対して強く反発。保守勢力の大同団結を促し、
24年の自民党総裁選時には「安倍晋三総理大臣を求める民間人有志の会」の発起人に名を連ね、
第2次安倍政権の成立に一役買った。
「朝日新聞を糺(ただ)す国民会議」や、日本カジノ学会理事、喫煙文化研究会代表。
2015年6月に公開された「チャンネル桜」の番組で、当時落選中だった杉田水脈しは、
「生産性がない同性愛の人達に皆さんの税金を使って支援をする。
どこにそういう大義名分があるんですか」などの発言を行った。
このときのホスト役が中山恭子しと、すぎやましだった。
「男性からは言いにくいことをガンガン言っていただくのはありがたいですね」
「正論ですよ」などと、番組内で杉田しに賛同した。
すぎやましの「日本軍」のメンバーとして、安倍晋三、西田昌司、稲田朋美、高市早苗、衛藤晟一、
山谷えり子の名前があげられている。杉田しもそうだったのかもしれない。
「僕がドラクエのストーリーで印象に残っているのは、『ドラクエV』に登場する『光の教団』。
怪しい宗教団体が出てきて、司祭が『世の中に武器などというものがあるから戦争が起こるのです。
皆さん、武器を捨てましょう』と布教するんです。
村人たちがその言葉を信じて武器を捨てると、途端に魔物の群れが村を襲って占領されてしまう。
現状の日本を思ってしまうシーンですよ。
『憲法九条を信じて武器を捨てても、相手が武器を持っていたら乗っ取られるぞ』と。
(中略)ドラクエをやっていれば分かるように、平和は戦って勝ち取るものであり、
戦う姿勢によって守られるものなんですよ」
すぎやましの「愛国心」は、戦うことが前提だった。
(合掌)