大阪府警は22日、窃盗事件で押収した乗用車をレッカー車で警察署へ移送していた際、
大阪市阿倍野区の府道で車3台に分乗したグループの襲撃を受け、
乗用車内の荷物を奪われたと発表。
21日午後1時過ぎ、大阪市東成区内で車からタブレット端末などが盗まれる、車上荒らし事件が発生。
防犯カメラの捜査などから逃走に使われたとみられる乗用車を割り出し、
阿倍野区内の駐車場で見つけて押収した。
同日午後10時半ごろ、押収車両を東成署へ移送していた天王寺バイパスで襲撃事件は起きた。
レッカー車をパトカーと捜査車両で挟んで移動していたところ、白い車が車列に割り込もうとし、
その後、レッカー車が減速。
さらに後ろから近づいた別の白い車がレッカー車に並走し、
助手席から降りた人物が押収車両のドアを開け、車内の荷物を奪って逃げた。
同じグループとみられる赤い車も現場から走り去った。
グループの車が、レッカー車や近くにいた一般車にぶつかったが、けが人はなかったという。
現場に残された2台目の車は偽造ナンバーだった。
車両を襲撃したグループが、車上荒らし事件につながる証拠を取り戻そうとした可能性がある
レッカー車は民間業者が運転していたが、前後を警察車両で挟んで移動しており、
東成署は「搬送方法に問題はなかった」としている。
護送方法に問題はなかったかも知れないが、強奪事件が発生した時の対応に大きな問題がある。
大阪府内では、レッカー車で移送中の押収車両から荷物が盗まれる失態事件が9月1日にも、
岸和田市内で起きていた。
押収車両は盗難車で、レッカー車の後方を走っていたパトカーが離れた隙に、
何者かが車両に近づき、かばんのようなものを持ち出したとみられている。
‘@ニュース映像だけを見る限り、警察は何もしていないように見える。
まるでグルかのように。
近々にも同様の事件が起きていたのだから、重要警戒するのは当然。
大阪府警の情けない失態は、まるでありえないコント映画のようだ。
映画なら、奪おうとする犯人を警察が止めようともみ合いになる。
日本も海外のような犯罪が増えてくる。