GAFAがGAMAに。
米フェイスブックは28日、同日付で社名を「Meta(メタ)」に変更したと、
同日に開いた開発者会議でマーク・ザッカーバーグCEOが発表。
2004年に発足した同社はSNSを軸に成長してグループ全体の利用者が36億人に達した。
SNSに加えて「メタバース」と呼ぶ仮想空間の構築に1.1兆円投じ、メタバースの構築に注力するとし、
「当社の事業のすべてを包含する社名が必要になっている」と述べた。
フェイスブックはSNSの名称として利用を継続する。
フェイスブックはプライバシー重視の流れの中でたびたび批判を浴びてきた。
人権問題の軽視なども報じられてきたフェイスブックは企業イメージの刷新が急務との指摘も出ていた。
登記上の正式社名は「メタ・プラットフォームズ」とする一方、対外的には「メタ」の名称を使用。
日本の証券コードに相当するチッカーシンボルは12月1日に、現在の「FB」から「MVRS」に変更。
社名変更の発表を受け、同社の株価は一時、前日比約4%上昇した。