政治・経済、疑問に思うこと!

より良い日本へ願いを込めて。

​野党共闘は維新が受け皿に。

自民党に入れたくない人たちの受け皿に、野党共闘を批判する維新に投票。

維新といえば、公明、自民の次に女性候補者の割合が低い党である。

女性の割合は共産党が一番多い。


女性の人権やジェンダー平等をうたう声は届かなかった。

世界から見た日本のズレが端的に表れている。


国際的には重要な政策が、日本の有権者に響かない理由は何か。

465人中47人いた女性が45人になり、10%を切った。

ジェンダー平等や人権を掲げる政治も、これまでになく大きな声で訴えられたが、結果に結びつかなかった。



結果、「女性はいくらでもうそをつける」「LGBTには生産性がない」と言った杉田水脈氏や、

「セクハラ罪という罪はない」と言った麻生太郎氏は当選するが、

ジェンダー、性暴力問題や選択的夫婦別姓を大きく訴えていた候補者たちが苦戦した。

立憲の顔である辻元清美氏は、おっさん政治を打破、男性中心の日本政治の中で、

議員の男女比50対50に早くできないのか、若者の政治参画をさらに促維と訴えたが落選。

LGBTの権利を訴えてきた立憲の尾辻かな子氏、労働者の権利を訴えた社民党の大椿裕子氏も、落選。

東京にも維新の波はきた。

性搾取問題に取り組んできた日本共産党の池内沙織氏は、

当初、公明党候補者と大接戦と報じられていたが敗れ、維新の新人にも追いつかなかった。

無戸籍問題に取り組み、子育て改革をうたった野党共闘の立憲候補の井戸まさえ氏も維新の波にのまれた。