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自動ブレーキテスト中 男性はねられ重体。

17日午後0時5分ごろ、富山県入善町の自動車販売店西川自販の駐車場で、

従業員が店の軽乗用車の自動ブレーキ機能を試していたところ、

同社社長西川慎一さん(72)は軽自動車にはねられた。

西川社長はドクターヘリで富山市の富大附属病院に運ばれたが、意識不明の重体となっている。



従業員は試乗車に乗り、別の車の後部を写した実物大パネルに向かって進んでいたが、

減速せず衝突、パネルの裏にいた社長をはねた。従業員にけがはなかった。

11月から新型の乗用車や軽自動車への衝突被害軽減ブレーキ(自動ブレーキ)の搭載義務化がスタート。

各自動車メーカーが取り組みを進める中、交通事故減少につなげるためサポカー普及を目指す富山県警は、

22日に県内の業界団体と連携協定を結ぶ矢先の事故となり、関係者の間に動揺が広がった。

パネルは自立式となっていたが、西川社長はパネルの裏側で支えるような格好をしていたという。

入善署は事故原因はさまざまな可能性が考えられるとし、

「現時点で原因は分からず、メーカーを含め、あらゆる観点から詳しく調べる」としている。



一般的にサポカーの運転マニュアルには、自動ブレーキが作動しない可能性があると記載されている。

メーカー各社で作動条件は異なるが、危険な時に100%止まるわけではないという。