女子テニス協会(WTA)は1日、中国の前の副首相に性的関係を迫られたことなどを告白した後、
行方が分からなくなったと伝えられている女子テニスの彭帥選手を巡り、
「中国はこの問題に信頼できる対処をしていない」などとして、
香港を含む中国でのすべての大会を中止すると発表。
中国の女子プロテニスの彭帥 選手をめぐっては、
共産党最高指導部のメンバーだった張高麗 前副首相から、
性的関係を迫られたことなどを告白したとされる文書がSNS上に投稿され、
その後、行方が分からなくなったと伝えられている。
先月にはIOC=国際オリンピック委員会のバッハ会長がテレビ電話で対話したと発表したが、
WTAは透明性のある調査を通じて真相を明らかにすべきだと求めていた。