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​診療所が悲鳴「廃業の危機に陥っている」

長引くコロナ影響で廃業危機 全国で相次ぐ。

発熱外来を設置する都内の診療所でも、廃業の危機に陥っている。



目黒の大鳥神社前クリニック・北村直人院長.

PCR検査を受ける人は激増しているが、いわゆる内科としての患者は少ないまま回復していない」

コロナの疑いがある患者の診察やPCR検査を行っているが、

その一方で一般外来の患者が激減し、経営が悪化しているという。

北村院長は「例えば、高血圧、糖尿病、慢性疾患の患者が激減して、一日に5人もいない状況が続いていて、

実はたたむ話も税理士と何度かした」

実際、通院していた患者からはこんな言葉が…。

「この診療所には新型コロナに感染している人がいると聞いたので、ここに来ると感染してしまいます。

他の診療所への紹介状を書いて下さい」



北村院長は「うちはスタッフもいまだにこの2年間、誰も感染者が出ていない」と言う。

オミクロン株の急拡大で今後も患者離れに拍車が掛かると懸念する。

全国で休業や廃業に追い込まれる診療所が増えている。

コロナ禍での“患者離れ”が際立っているのが、小児科だという。

子供の通院による感染を非常に警戒して、軽い症状であれば通院を控えている。

収益が減る一方、コロナの感染拡大で、医師や看護師の負担は増えているという。

北村院長は「寝るのはまた午前4時か5時か。朝6時に起きて、PCR検査の結果が返ってくるので」

帝国データバンク東京支社の調査によると、去年のクリニック廃業は過去最多の471件に上ると言う。




‘@新型コロナを2類から5類に下げて、全てのクリニックで診療できるようにすれば良いと言うが、

実情はそう簡単ではないようだ。

5類に下げることによって感染はさらに爆発的に拡大して、感染してもクリニックに行かないことも考えられる。

挙句、クリニックの肉体的精神的負担は増す。

多くは現場を知らないで物申している。

現場で戦っている人たちは感染対策を強く訴える。

それ以外の人は経済重視の緩い発言をする。

「科学やエビデンスはあるのか」と言いながら、現場の声や実情を無視する。