米マサチューセッツ州ケンブリッジで開かれたアイビーリーグ水泳大会で、
ハーバード大学と対戦するペンシルベニア大学のトランスジェンダー女子リア・トーマス選手。
その圧倒的な強さで米国の大学女子水泳界を席巻している。
だが彼女は、つい数年前まで男子チームに所属していた。
テストステロン抑制剤とエストロゲンを組み合わせたホルモン治療を受け、
女子チームに入部したのは昨年9月のことだった。
トーマス選手は女子選手としての初シーズン、対戦相手を圧倒。
総合格闘技でも、トランスジェンダー選手が相手女子選手をアッと言う間にボコボコにした試合がある。
当たり前だ、かなうはずがない。
勝ってうれしいのだろうか。
多様性をすべて受け入れると、大きな問題が生じる1例だ。
ミス・コンテストにも批判があるが、だとしたら全ての競技も男女別を無くすのか。
分業は遥か太古から行われてきた。区別するものは区別で良いと思うが。
難しい時代になってきた。