戦争が続く中、一定数の中国人がウクライナ国内に留まっている。
ウクライナとロシア国境に近い北東部のスムイ。
鉄道や橋が爆撃され、公共交通機関は無くなり、人々は街に閉じ込められている。
中国人留学生の黄さんによると、スムイに閉じ込められている中国人留学生の数は130人以上だという。
また「残りの食糧は3、4日しかもたない」と言う。
黄が学ぶスムイ国立農業大学の校門から砲兵学校は200mしか離れておらず、
いつ砲弾が頭上に落ちてくるのか恐れている。
国立教育大学の学生であるチェンさんも同様で、
戦争が始まってから、大使館や学校の指示に従っていたが、
現金がなかったため、食べ物を買うことができず、カードをスワイプできず、
狭い部屋に数十人が詰め込まれ、トイレがないのはもちろん、食べ物や飲み物がなく、
我慢しなければならず非常に厳しい状況であるという。
多くのウクライナ人学生は、中国人留学生が眠れないことを案じて木の板でベッドを作ったり、
自分たちの毛布や枕を手放したりしている。
また自分たちが唯一持っていたパンやソーセージを提供しているという。
留学生の料理のために、食堂のおばさんは、卵を産むために学校で飼っていた約500羽の鶏を殺した。
それを知った生徒たちは、鶏の毛をむしるために率先して手助けした。
生徒らは、今しなければならないのは、大使館の避難通知を待ちわびて、自分自身を守ること、
と、うな垂れながら語った。
‘@習近平はロシア擁護で中国人を見殺しにしたのか。