在英NGOのシリア人権監視団は15日、ウクライナに侵攻したロシアが、
シリア軍関係者やシリア政権側の民兵組織員ら志願兵約4万人分のリストを作成したと伝えた。
このほか、シリア政権側を通じて1万8000人が志願しているという。
監視団によると、シリアでの兵士の月給は15〜35ドル(約1800~4100円)だが、
ロシアはウクライナでの戦闘の報酬として1100ドル(約13万円)を提示している。
また、負傷時には7700ドル(約91万円)、戦死した場合には、遺族に1万6500ドル(約190万円)を提供するという。
これまでのところ、ウクライナに向けてシリアから志願兵が出発したとの確認された情報はないという。