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ノーベル賞メダル、約140億円で落札。

難民支援に。

ロシアの独立系メディア「ノーバヤ・ガゼータ」のドミトリー・ムラトフ編集長が2021年に受賞した、

ノーベル平和賞のメダルが20日、米ニューヨークで競売にかけられ、1億350万ドル(約140億円)で落札された。



競売を実施したヘリテージ・オークションズは、落札者を明らかにしていない。

収益はユニセフ(国連児童基金)を通じ、ウクライナ難民の子どもたちの支援にあてられる。

ムラトフ氏は競売会場で「メダルをもう目にすることはないだろうが、

この資金で恩恵を受ける人たちの未来を見たい」とあいさつした。

ムラトフ氏はロシアのプーチン政権に臆せず調査報道を続ける新聞の編集活動を率い、

強権下での「表現の自由を守る努力」が評価され、昨年平和賞を受賞した。



ウクライナ侵攻への反対を強硬に表明していたが、ロシア当局のメディア規制強化や警告を受け、

同紙は今年3月下旬、軍事作戦終了まで報道をやめると発表。

同紙の一部ジャーナリストは欧州で活動を継続している。