サウジアラビア、生産能力増強計画。

サウジアラビア国営石油会社サウジアラムコは20日、

石油と天然ガスの生産能力を増強する計画を発表。

ウクライナ侵攻への制裁でロシアからの輸入を減らす取り組みが広がる中、

安定供給を求める消費国の声に対応するとしている。



石油の生産能力は現在の日量1200万バレルから2027年までに日量100万バレル増産し、

1300万バレルに拡大し、天然ガスも30年までに5割以上の増強を目指す。

設備投資も、21年は319億ドル（約3兆8千億円）で、22年は400億〜500億ドルに増やす。

‘＠この方針は2020年3月にすでに発表されている。

増産ではなく増強。計画は少し先のようだ。

増産により、サウジ王国は米国を跳び越して原油生産国のトップに躍進することが可能となる。

 

ロシアは3位に。

その間に稼がしてもらうぞ、ということのようだ。

エネルギー戦争も長引くとよんでいる。

サウジアラビアの1月の原油輸出量、1日あたり700万バレルに迫る。