サウジアラビアは3日、7月に開始した日量100万バレルの原油の自主減産を8月も続ける方針を明らかにした。
さらに延長する可能性もあるという。国営サウジ通信(SPA)がエネルギー省関係者の話として伝えた。
ロイター通信によると、サウジの発表直後、ロシアのノバク副首相も8月に原油輸出を同50万バレル減らすと表明。
「石油市場の均衡を保つための努力の一環だ」と説明。
石油輸出国機構(OPEC)加盟・非加盟の産油国でつくる「OPECプラス」は6月の閣僚級会合で、
現行の協調減産の枠組みを2024年末まで延長することで合意。
サウジは7月に単独で同100万バレルの追加減産を行うことを決めた。
ただ、原油価格は大きく上昇せず、最近は会合前の水準を下回っていた。
‘@ロシアは売れないだけだろう。