日本たばこ産業(JT)の定時株主総会が23日開かれ、
寺畠正道社長は「ロシア市場の事業環境は過去に例がない厳しいものだ」とした上で、
「製造を一時的に停止する可能性もある」と述べ、ロシアの4工場の稼働停止の可能性に言及。
JTのロシアやウクライナを含む周辺諸国での営業利益は、全体の約2割を占める。
ロシアによるウクライナ侵攻後、ロシアでの新規投資や販売促進活動は停止したが、生産は継続している。
すでに一時休止しているウクライナの工場については、他国での代替生産の準備を進めている。
‘@稼動継続は世界世論の反発も避けられない。
ウクライナ工場は既に停止しているが、ロシアも停止となるとJTにとっては大きな損失だ。
2割減は大きいし、これからの投資も見込んでいた。
まだロシアで営業している企業は多数あるようだ。
しかし、この戦争が長引けば長引くほど、企業への風当たりは強くなる。
世界的に注目されているので、影響は大きい。