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ゼレンスキー「ロシア兵の遺体の腐臭で息もできない」

一部の戦場では、埋葬もせず置き去りにされたロシア兵の遺体の臭いがひどくて息もできない、

これが侵略者のやり方だと、ゼレンスキー大統領はロシア軍の兵士の扱いを非難した。




ゼレンスキー大統領は3月27日発行のエコノミスト誌のインタビューの中で、

「侵略者たちは、自分たちの側に出た犠牲者を悼むことさえしない」と批判。

「私には理解できない。この1カ月で、約1万5000人のロシア兵が死亡しているが、

.プーチンは彼らの遺体を蒸気機関車の火室に投げ込む薪のように扱っている。

遺体は埋葬さえされず、路上に置き去りにされている。ウクライナ軍の複数の兵士によれば、

一部の小さな都市では、ロシア兵の遺体の腐敗臭がひどくて息もできない状態だということだ」

ウクライナ軍は「恐れを知ることなく」国を守るための戦いを続けながら、

死傷した兵士たちにきちんと対応していると主張。



「戦闘中に仲間が死亡した場合は、そこにとどまって遺体を埋葬しなければならず、

負傷した者がいれば、彼らの命を救わなければならない。

命がある限り、彼らを守らなければならないということだ。これが、ロシア側と我々の根本的な違いだ」

今回の戦闘では、戦死したロシア軍の指揮官の数も、歴史的な水準に達している。

これまでに少なくとも7人の将官が死亡したと伝えられており、

ワシントン・ポスト紙によれば、わずか1カ月でこれほどの数の将官が死亡したのは、

第二次世界大戦以降でほかに例がないという。



国連によれば、これまでの戦闘でウクライナ各地が壊滅的な被害を受け、

1100人を超える民間人が死亡している。

住むところを失ったウクライナ人は少なくとも1000万人にのぼり、

このうち400万人近くが国外への避難を余儀なくされている。

ゼレンスキー大統領は、ウクライナ国民は「勝利を信じて」おり、

自分たちの家や独立を守るための戦いをやめることはないだろうと述べた。

その上で「勝利とは、できる限り多くの命を救えることだ。それができなければ、何も意味がないからだ。



もちろん我々の土地は大切なものだが、結局のところは、ただの領土だ」と語り、

戦争は「我々がウクライナを守り、この地に立っている状態で終結すると信じている」と述べた。

できる限り多くの人の命を守ることが、自分にとって最も重要なことだとつけ加えた。