ゼレンスキー大統領、2大使を解任。
ウクライナのゼレンスキー大統領は3月30日、担当国にウクライナへの武器供与や、
対ロシア制裁を実施させるための働き掛けが不十分だったとして、
モロッコ、ジョージア両国に駐在するウクライナ大使を解任すると発表。
ゼレンスキー大統領はビデオ演説で「ウクライナが自衛し、未来のために戦えるよう働く者もいれば、
地位にしがみ付き時間を浪費する者もいる」として、後者を解任すると説明。
駐ジョージア大使は3月、ジョージアが対ロシア制裁に加わらなかったことを受けて、
審議に出席するために呼び戻されていた。
ジョージアは義勇兵のウクライナへの渡航も禁止している。
ゼレンスキー氏は「申し訳ないが、武器(供与)も(対ロシア)制裁も、
ロシア事業への制限も実現できないのでは、他の仕事を見つけてもらいたい」と述べた。
さらに「外交戦線は重要な場であり、全員が効率的に働かねばならない」として、
「中南米や中東、東南アジアに駐在するわが国の外交官や武官が近日中に成果を出すことを期待する」
と呼び掛けた。
ゼレンスキー大統領の顔が日増しに厳しくなっていく。
ウクライナは、いま引くと後から重い被害を被る。
抵抗を続けると、いま重い被害を被る。
現在の危険と将来の危険。
ゼレンスキー大統領は惨殺されるかもしれない。
もしかしたらウクライナ国民から大きな反感を買うかもしれない。
その命をかけた戦いをしている人間に、演技をしているなどと軽い論調で評することは許されない。
机上でしかものを考えない専門家の愚。
日本のコメディアンに同じことができると言うのか。
ゼレンスキー大統領は日々命を賭けた重い判断をしている。