中国の大手電気自動車(EV)メーカー「比亜迪(BYD)」(広東省深セン市)は4日までに、
EVとともに販売していたガソリン車の生産を3月に終了したと発表。
中国政府が目指す脱炭素化の方針に沿ったとしている。
今後はEVとプラグインハイブリッド車(PHV)に注力する。
BYDは声明で「自動車業界の変革をリードする」と発した。
ガソリン車の部品供給やアフターサービスは継続するという。
中国ではEVの売り上げが急増しており、「脱ガソリン車」の流れが加速。
中国政府は2060年までに二酸化炭素(CO2)の排出量を実質ゼロにする目標を掲げている。