政治・経済、疑問に思うこと!

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​自民党の勝つ理由は「田舎への厚遇と情報統制」

散々指摘しているが、海外はわたしと同様の視点で見ている。

しかし、日本はメディアが死んでいるので、こういう指摘も報道されない。

野党は主張する場が街頭演説などに限られるのに対し、

与党は関係者を毎日のようにTV出演させる事が出来る。この差はあまりにも大きい。

それは大阪の維新も同じだ。



以前から散々訴えているが、だから大阪では絶大な人気がある。


昨年の衆議院選挙の前にイギリスのBBCが取材し、

「日本の自民党はなぜ選挙に勝ち続けるのか」というタイトルで報じた。

今の日本の現状を見事に日本国民の隠された国民の国政政治の投票意識を表し出している。

野党は主張する場が街頭演説などに限られるのに対し、与党は関係者を毎日のようにNHKなど、

ニュースをはじめ、いろいろな番組の出てくる事が出来る。 

このBBCの報道を見ると、日本の公共放送NHKとのギャップの大きさを感じる。

こうした、NHKの御用報道の差はあまりにも大きい。とても中立とは言えない。

国民から強制的に受信料を取っているNHKは、こういう「公平な報道」をしなければならない筈が、

今や、政権寄りの報道しかしないばかりか、捏造ややらせは当たり前になって来ている。



NHKBS「河瀬直美が見つめた東京五輪」報道が批判されたが、

この「ヤラセ報道」もあまり国民は関心が無いのか、そのご河瀬監督は東京大学で演説して、

プーチンの悪を受け入れることも肝要だ」などとされる、

プーチン寄りの発言を新入学制の前で披露した。


既報しているが、河瀬しは安倍昭恵夫人と昵懇の仲だ。

BBCは冒頭、

自民党は長期政権ですが、人気もなければ優秀な首相を輩出したわけでもありません」と切り出した。

「過去65年のうち6年を除けば、日本はずっと自民党が率いてきました。

とはいえ自民党は特に人気が高いわけではありません。歴代総裁はとりわけ傑出しているわけでもない。

カリスマ性に欠ける男性たちでした。ではなぜ自民党は大成功してきたのか」



公共工事などインフラ予算」を握り、国の予算を地方にも回してきた。

そもそも、そういう情報をNHKが垂れ流して来た。

終戦以来、地方の高齢者などは『NHKこそが正しい報道』と思い込んでいるからだ」

と、まるでロシアと同じような環境だ。

東日本大震災の「国難」。

震災から2ヶ月後あたりだった。みんながまだ避難所にいた。

被災現場は、瓦礫の撤去もまだで、自衛隊員、消防署員、警察などの捜査活動で、

遺体がドンドンあがり、棺桶が間に合わず、火葬場も津波でなくなり、

やむを得ず、身元の分からない遺体は棺桶ナシで土葬したりして、非常に混乱していた。

そんな時、国会では与野党協力してあの「国難に対応すべき」だったはずなのに、

野党の自民党民主党政権の「復興政策案、予算案の全てに反対して、

果ては 「審議拒否」や「内閣不信任案」まで提出し「解散総選挙」を求めた。



テレビやラジオでかたずをのんで、国会を聴いていた被災者達も「呆れ返り、

いら立ち、怒りが噴出」し、自民党の批判が続出した。

BBCの報道は、「自民党が勝つ答えは、日本の農林村にそこ答えがあります」と訴える。

NHKの放送は正しい」という固定観念があるから、これを自公政権は巧みに、

選挙でもこれを利用してきている。

こうした、NHKの忖度報道は、安倍政権下で大きく変わった。

これは民放も同じだ。

「総理官邸」の強化で、「官邸内」からマスコミに圧力をかけているのは、

内閣官房」、「総理秘書官」、「内閣情報統制室」は安倍政権下で既に判明している。

そして、政治に無関心が、あの投票率の低さで自民党を有利に反映している。