自民が単独過半数確保の勢い、立憲はほぼ横ばい。
朝日新聞社が23、24日実施した衆院選の中盤情勢調査では、野党に勢いが見られない。
立憲と共産、国民民主、れいわ新選組、社民の計5党などは、衆院選では初めて候補者の調整を進め、
全289選挙区の75%を占める217選挙区で、候補者を一本化した。
しかし、岸田内閣に批判的な層の支持を固めきれず、与党に挑むべく進めた候補者一本化の効果も、現時点では限定的だ
一本化したうち、接戦となっている71選挙区の勝敗がカギを握りそうだ。
31日投開票の衆院選(定数465)について、朝日新聞社は23、24日、全国約38万人の有権者を対象に、
電話とインターネットによる調査を実施。
現時点では、①自民党は公示前の276議席より減る公算が大きいものの、
単独で過半数(233議席)を大きく上回る勢い
②立憲民主党は比例区で勢いがなく、公示前の109議席からほぼ横ばいなどの情勢になっている。
調査時点で投票態度を明らかにしていない人が、選挙区は4割、比例区は3割いる。
自民は、政権を奪還した2012年の衆院選以降、国会を安定的に運営できる絶対安定多数(261議席)を確保してきた。
接戦となっている74の選挙区の勝敗次第では、今回もこれを獲得できる。
公明党は、公示前の29議席は維持しそうな勢い。選挙区では、北海道10区と東京12区で接戦となっている。
立憲は、選挙区では公示前の48議席を上回る公算が大きい。
競り合っている65の選挙区が、議席を上積みできるかどうかの焦点。
枝野幸男代表(埼玉5区)も自民前職と接戦となっている。一方、比例区は勢いに欠け、
公示前の61議席を10議席以上、下回りそうだ。
日本維新の会は、公示前の11議席から3倍近くに増える勢い。
国民民主党は、4選挙区で優勢で、比例区と合わせ、公示前の8議席と同程度になる見込み。
れいわ新選組は比例区東京で議席獲得をうかがう。
社民党は選挙区、比例区ともに1議席を確保できるかどうか。
「NHKと裁判してる党弁護士法72条違反で」は、厳しい情勢。
と分析する。
ネガティブキャンペーンか事実か。
期日前投票に行ってきたが、今までで一番混んでいた。
帰り際にも、後から後から有権者が来ていた。
こんな光景は初めてだ。
いつも投票所はガラガラで、立会人?の人数だけが目立っていた。
時間帯などによる偶然かも知れないが、投票率は上がりそうな感じだ。