北海道・知床半島沖で乗客乗員26人が乗った観光船「KAZU I」の沈没事故で、
「KAZU I」の船体を載せた作業台船が27日午後、北海道網走市の網走港に到着した。
船体は前方の窓が破損し、板のようなものでふさがれていた。
船首部分の手すりは外れている。
海上保安庁は、業務上過失致死で船を押収するようだ。
「KAZU I」の周りを囲って見えないようにした上で、
水抜き作業を進めながら、台船上で行方不明者12人の捜索を始める。
左側の船底に『3か所空いている穴』の原因究明や、
船体の損傷具合や計器類の記録などを詳しく調べた後、陸揚げする方針。
捜査には運航会社「知床遊覧船」の桂田精一社長(58)も立ち会う予定。
船内では携帯電話やカメラ、タブレット端末が見つかっている。
船体について、乗船者家族から公開を望む声があり、
国土交通省などは早ければ来月1日にも船体を乗客の家族に見せる方向で調整している。
‘@最初に言われていた船に亀裂があったと同業者。
「それ以前から傷があったから。修理しないから。
船首から2メートルくらい後ろ側かな。真ん中」と証言していたが。
穴が、左側の船底に3か所空いているとは、帰り際の事故だから陸寄りだ。
船にあまり縁のないわたしなどは、皆が言うほど「KAZU I」が小さくは見えないが。
イルカウォッチングなどは、本当に小さい漁船で概要を走るところもある。