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​「KAZU I」新たな手がかりなく終了。

北海道・知床半島沖で乗客乗員26人が乗った観光船「KAZU I」が沈没した事故で、

第1管区海上保安本部などは31日、行方不明者12人の集中捜索を続けた。



29日から3日間にわたった集中捜索は、知床半島南側にある根室半島の沿岸部や、

北方領土国後島の周辺海域など広範囲で行われたが、新たな手がかりは見つからなかった。

1管によると、集中捜索の最終日となった31日は、海保や自衛隊などの船14隻、



航空機6機に加え、漁船32隻、観光船3隻が海上から捜索。

沿岸部でも道警と海保が捜索した。



6月1日、網走港で作業台船上に引き揚げられているカズワンの船体を降ろして陸揚げする。

船体は同日、乗客の家族らに公開される。