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​ロシアがクルド攻撃巡りトルコに自制要請。

ロシアのラブレンチエフ・シリア担当代表は23日、トルコに対し、

シリアへの全面地上攻撃などの行為は暴力激化につながる恐れがあるため、

行動の自制を求めたと明らかにした。

トルコのエルドアン大統領は今週、イスタンブール爆発への報復として、

シリアのクルド人過激派に対するミサイル攻撃を仕掛け、地上戦も辞さない姿勢を示唆している。



ラブレンチエフ氏は、カザフスタンの首都アスタナでトルコ・イラン代表団とシリア問題を協議し、

「われわれの主張がトルコ政府に届き、他の解決方法が見つかるよう期待している」と述べたが、

自国のウクライナ侵略はさて置きどの口が言うのか、盗人猛々しいとはこのことだ。

また、シリア北東部の情勢安定にはクルド人問題の解決が不可欠と述べ、

クルド人は「米国の人質」となっており、それが危機解決を阻んでいると指摘。

米国は、シリアで過激派組織「IS」と戦うためクルド人民兵組織「人民防衛部隊(YPG)」率いる、

シリアの武装勢力シリア民主軍(SDF)」を支援しており、トルコとの間に深い溝が生じている。

このほかラブレンチエフ氏は、中国をオブザーバーとして交渉に招く案が検討され、

イランが賛成する一方、トルコは検討中とした。

‘@どこを切り取っても絡み合う遺恨の解決の糸口は見えない。