政府による節電要請は2015年以来7年ぶり。
政府は7日、電力需給に関する検討会合を開き、今夏、家庭や企業に対して節電要請することを決定。
節電要請の期間は7月1日~9月30日。
特に太陽光発電の出力が減り、電力需給が厳しくなる午後5~8時ごろの節電を呼びかける。
松野博一官房長官は会合で「国民の皆様には、今年の夏は全国で生活や経済活動に支障がないよう、
できる限りの節電・省エネへのご協力をお願いいたします」と述べた。
萩生田光一経済産業相は7日の閣議後記者会見で、
「室内温度を28度にしたり、不要な照明は消したりするなど、節電・省エネしていただきたい」と呼びかけた。
政府は休止中の老朽火力発電を改めて運転させるなどして、不測時の供給力確保を進める。