東部ルガンスク州のガイダイ知事は同州セベロドネツクでの戦闘について、
ウクライナ軍が一部地域を奪還し、市の半分を再び支配下に置いたと述べた。
引き続きロシア軍を押し戻しているとしている。
ロシア軍に大きな損害が出ているという。
ウクライナ軍はルガンスク州とドネツク州で5日に戦車4両を破壊したほか、
戦闘用ヘリを撃墜するなどしたとしている。
隣接するドネツク州の親ロシア派武装勢力がセベロドネツクでの戦闘に加わるのを拒んでいるという。
知事は1日、ロシア軍が街の70%を制圧したと報告。ウクライナ軍の撤退も示唆。
しかし、これが、罠だったという。
油断して、市街地に入ってきたロシア軍を挟み撃ちにして攻撃。
ロシア軍は5日、ウクライナの首都キーウを1カ月超ぶりにミサイルで攻撃。
ウクライナはキーウへの攻撃について、ロシア軍がカスピ海上空の爆撃機から長距離ミサイルを発射。
道車両修理工場が被害を受けたと説明。
ロシア側は、東欧諸国がウクライナに提供した戦車を破壊したと主張。
この攻撃で少なくとも1人が病院に搬送されたが、現時点で死者は報告されていない。
プーチンが完全制圧をめざす東部、上層部の圧力に耐えきれず、
ウクライナ情報を鵜呑みにし突撃したら、ウクライナの思う壺に嵌った。
日本の専門家もダマされた。それが戦い。
わたしがガイダイ知事の報告を取り上げなかったのは、
「このままでは撤退あり得る」という言葉。
「撤退した」なら結果なので分かるが、まだ戦っているのに、
「撤退するかも」と言えば、兵士の士気が落ちるし国民にも悪影響。
戦場で、公には言わない言葉だ。
弱気を見せたら、そこを一気に攻められる。
強気のウクライナにしては不自然さを感じた。
かつての日本もそうだった。負けているのに勝っているかの如く国民に訴えた。