私文書偽造の可能性。
兵庫県尼崎市議会の会派「日本維新の会」で幹事長を務めた光本圭佑市議（42）は、
政務活動費の支出を証明する納品書約７６万円分を、量販店を装って自作していた。
量販店が出す同じ形式の「納品書」はなく、レシートに記載のない商品や金額が合わない商品もあった。
議会事務局は私文書偽造にあたる可能性があるとして、調査を進めている。
光本市議は4月20日、会派の政活費のうち２５０万円を自身の名義の銀行口座に移したことが分かり、
維新市議団が調査していた。
業者と現金先払いで取引をしてキャンセルし、返金されるまでに9カ月かかるなど不透明な動きがあり、
出金は21年6月～22年3月に約278万円、22年5～6月に約337万円。全額返金された。
光本市議は幹事長だったため会派の支出決定者。
経理責任者を通さず、光本市議と会派職員が出金などをしていた。
光本市議は兵庫維新の会に離党届を出し、受理された。
