ロシアはロシア南部ケメロボ州にあるラスパドスカヤ炭鉱から、温室効果ガスのメタンを大量放出。
1つの施設からのメタン放出量としては世界最大の規模。
宇宙から人工衛星を使ってメタン放出を監視しているGHGSatが明らかにした。
GHGSatによると、ラスパドスカヤ炭鉱からは1時間に90トン近いメタンを放出。
今年1月14日に衛星が上空を通過した際は、メタンの煙13本を検知。
立ち上る煙の数はその後さらに増えていた。
年間のメタン放出量は76万4000トンを超えると同社は推測。
これは240万世帯に1年間電力を供給するために必要な天然ガスの量に匹敵する。