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関空の従業員、コロナ禍前より5千人超減少。

特に目立つ若手の非正規社員


関西空港内で働く従業員がコロナ禍前に比べ、全体の3割近い5000人超減少したことが、

運営する関西エアポートの調査でわかった。



国際線の運休が長期化し、航空会社や免税店を中心に人員削減や配置転換が進んだためだ。

経済活動が再開した海外の空港では人手不足の影響で運航が滞るトラブルも起きている。

ヒースロー空港では今月中旬、乗客の荷物が空港内に大量に取り残され、一部路線が運休した。

システムの故障に加え、人手が足りず、処理に時間がかかったという。



関西エアの担当者は「訪日客が急回復すると人手不足に陥る恐れがある。

人員の確保に向け、周辺自治体とも連携して対策を検討したい」と話した。