外出制限続きトラック運転手不足。
新型コロナの感染拡大で厳しい外出制限が続く中国・上海では、
貨物トラックの運転手が不足し物流の混乱が深刻になっている。
日本への部品の供給が滞る要因にもなっており、
日本での自動車生産が一時停止するなど影響が広がっている。
上海港はコンテナの取り扱い量が世界最大で日本への輸出の拠点にもなっているが、
港に貨物を届ける運転手が不足している。
これは新型コロナ感染対策によって運転手の多くが自宅で隔離となっている上、
勤務できたとしても陰性証明などを提出し当局の許可を得なければならないためだという。
上海丸協運輸営業部の田中秋広部長は「規制が強化され、日々、状況が悪化している印象です。
今後、出勤できる運転手はさらに限られてますます物流が滞ることが懸念され、先が見通せません」
と、困惑を隠さない。
‘@武漢発感染騒動が世界中を駆け巡ったことが、相当トラウマになっているようだ。
中国の新型コロナ対策「ロックダウン」は、中国に参入している外国の大手企業にも打撃を与える。