21日、経団連は、従業員500人以上の大手企業105社について、
夏のボーナスの平均が前の年より10万円以上増え、92万9259円になったと発表。
前年を上回るのは4年ぶりのことで、増加率はこの40年あまりで過去最高となっている。
段ボール箱などを製造する葛飾区の町工場。ボーナスの支給できない状況が続く。
坪川製箱所 坪川恵子専務は、
「会社に利益が出て初めて賞与が出せるので。製造してるとやはり設備投資とか、
いろんなことにお金がかかってしまったりするところもあり、
正直本当に従業員には申し訳ないんだけれど出せてない状態です」
以前は夏と冬にボーナスを支給していたこの会社。
利益確保が難しい背景には、原材料費の高騰やコロナ禍による売上の減少があるという。
‘@大手と中小の格差は広がるばかりだ。
大手重視の安倍政権下の影響が大きい。
4年ぶりに前年を上まり過去最高の増加率になったことは喜ばしい。
政府の、企業の賃金上昇推進を否定する人もいるが、
政府が旗を振れば、実際に上げている企業も出てきている。
これは安倍政権の時から企業へ要請している。
企業がやる気が無ければ、政府が動くしかない。
次は、企業の内部留保だ。
それには、政治家自ら身を切る改革、議員定数削減を実行すべきだ。